1月29日、中国の旧正月「春節」を祝う｢2017春節友好交流会｣が高松市の香川国際交流会館（アイパル香川）で、開催されました。「2017春節友好交流会」は四国華僑華人連合会、高松日中友好協会及び香川県中国留学生学友会が共催する恒例行事であり、中国からの留学生や企業研修生のほか、中国文化に関心の高い地域の人々など160名余りの人が集まり、新年の到来を祝いました。

　 中国の春節では、家族そろって餃子を食べる伝統があります。餃子には幸運を包み、それを食べて裕福になるという意味があり、中国の伝統を参加者の皆さんに存分に体験してもらおうと、今年は焼き餃子（水煎包）屋台を準備し、参加者たちに熱々の焼き餃子を振舞いました。中国の本場の焼き餃子の美味しさに、お年寄りからお子様まで、親指を立てながら「おいしい」と絶賛の声が上がりました。

　 餃子を満喫した後は、様々なアトラクション、クイズ、ゲームやお楽しみ抽選会が用意された、鮮やかな中国風の飾り付けで祝賀ムードに満ちあふれた会場の中で、春節を祝うユーモラスな面踊りによって交流会の幕が開きました。

　 会場には高松市の大西市長、香川大学の徳田副学長、香川県航空振興室の横関室長、徳島県日中友好協会の葭森会長をはじめ、大勢の来賓が出席し、開会の挨拶を述べました。来賓たちは挨拶の中で、日中友好の基礎である民間レベルの交流を大切にし、このような地域の友好交流が更に四国並びに日本全土に広がっていくことを願いました。

　 交流会では和太鼓、中国の歌、ピンポン玉ゲーム、楊琴と二胡のコラボ演奏、ポップダンスなど、10のプログラムが繰り広げられ、大きな歓声と拍手に包まれた会場は、大いに盛り上がりました。お楽しみ抽選会ではたくさんの景品を用意し、最後に当連合会が用意した特別賞と春秋空港の上海―高松往復航空券のジャンケン大会で、会場の雰囲気はピークに達し、交流会は大盛況のうちに幕を下ろしました。