10月23日、当連合会主催「四国4県第二届中国人留学生大運動会」が、徳島県名西郡石井町高浦中学校室内運動場で開催されました。四国地方の７ヶ所の大学から約150名の中国人留学生が参加し、中国駐大阪総領事館張欣副総領事、張楓領事、劉政領事、鄒健氏、徳島県石井町町長河野俊明氏、徳島県名西郡いしいスポーツクラブ本部長村山一行氏、香川県政策部交通政策課課長山本泰氏、同課副主幹横関則夫氏等の来賓が開幕式に出席しました。

　 張欣副総領事は挨拶において、四国地方各華僑団体と自治体が、長きにわたり中国人留学生を支援していることに対して感謝の意を述べ、留学生同士が忙しい学業のなか一堂に集まり、スポーツを通じて、友情を深めることは有意義だと表しました。また、留学生は海外で勉強と生活をする経験を大切にし、体の鍛錬を怠らずに、勉学に励み、将来は健全な人格、豊富な知識と健康な体を以って、祖国と世界の発展に寄与してほしいと激励しました。また、河野町長は中国語で各県の留学生を歓迎し、皆さんは中日間の架け橋になると期待しました。

　 当連合会の張嘉樹会長、黄麗副会長、冷樹風事務局長、毛勇理事、張永慶理事、喬東良理事、宋鴻偉理事、姜光健理事、劉興楊理事等の組織委員会メンバーも開幕式に出席し、張会長は、健康は体のもとで、緊張した学習と仕事においては強健な体が不可欠だと、スポーツの意義を強調しました。また、留学生達が日々体を鍛え、学業を修了した後に、より祖国の為に尽力することを期待し、友情を深め、実力を高め、安全に試合をしてほしいと願いました。

　 黄副会長が試合開始を力強く宣言した後、徳島県チーム、香川県チーム、愛媛県チーム、高知県チームはバスケットボール、卓球、バドミントンと綱引きで競い合いました。緊張した見事な場面が続出した激烈な戦いを経て、前回王者の愛媛県チームがバスケットボール、バドミントン、綱引き競技などの3種目のチャンピオンを勝ち取り、そして総合団体の第1位を獲得しました。高知県代表チームは卓球のチャンピオンを勝ち取りました。

　 今回の運動会は半年以上に渡り準備してきました。この間、四国華僑華人連合会と、共催側である徳島華僑華人連合会は、緻密な計画を立て、詳細プランを定めました。そして中国駐大阪総領事館、四国4県の中国人留学生学友会、香川県政策部交通政策課と徳島県石井町等から多大な支援を得たおかげで、運動会が円満に開催できました。来年の「四国4県第三届中国人留学生大運動会」の開催地は愛媛県になります。