本年度の「四国華僑華人連合会中国人私費留学生奨学金」授賞式が、10月23日夜、徳島のホテルにおける四国4県中国人留学生交流懇親会で行われました。本奨学金は2010年10月に連合会より設立され、奨学金は、学業・人物ともに優れ、経済的理由により修学が困難である中国人私費留学生を選考の優先対象とし、年間12万円を支給します。
　 本年度の受賞者は、香川大学の周巍さん、高知大学の任爽さん、松山大学の鄭慧静さん、徳島大学の呉雨濃さんの4人となり、中国駐大阪総領事館教育室張楓領事が、受賞者に証明書と賞金を授与しました。
　 張楓領事は、当連合会が民間団体として、中国人留学生が直面する経済的困難を、奨学金で確実に学業援助することで、その遠大な見識と愛国心が充分表れていますと、年に一度の「四国華僑華人連合会中国人私費留学生奨学金」制度を高く評価しました。そして、先輩の華僑華人は若い世代に大きな期待を託し、受賞した留学生は高い目標を持って学問を研鑽し、祖国と世界の発展に寄与してほしいと受賞者を激励しました。