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当連合会主催『日中国交正常化40周年記念・日中画家共同絵画展』を開催

日中国交正常化40周年を記念する『日中画家共同絵画展』(9月8日~9月21日まで)が、香川県文化会館で開催されました。香川県は、両国の友好関係の発展に重要な貢献を成した弘法大師・空海、そして大平正芳元首相の出身地でもあり、このような日中友好のゆかりがある場所で今回初の共同絵画展を開催できることは、非常に意味深く喜ばしいことです。
  本展では両国の文化・友好交流と相互理解がより深まることを願い、高松市出身で同市在住のアクリル画家 野崎はるか氏、中国山西省出身で、愛媛県砥部町を拠点に15年間にわたって四国霊場八十八ヵ所の中国水墨画を描き続ける牛子華氏、中国画院画家・香港画院画家 張嵩平氏の優れた作品の中から、約70点以上の作品が一堂に展示されました。
  開催2日目の9月9日に行われた、野崎氏と牛氏によるトークショーと即興のライヴペイントショーは、県内外から約260人が来場し、非常に盛大なショーとなりました。地元ジャズバンド「DEXTER」による迫力の生演奏に合わせ、20分間という限られた時間で描かれたそれぞれの作品は、野崎氏の色彩豊かな作品と、牛氏の墨の濃淡によって白と黒のみで表現した蓮の作品が、互いに対照的で美しく、会場は熱気溢れる拍手と感動に包まれました。中国には『藕断糸連』(蓮根を切っても糸はつながっている)という諺があり、牛氏はこの蓮の作品に、一衣帯水の隣国である日中両国の切っても切れない絆と、末永い友好の思いを込めていました。
  その後、両氏による国境と異文化を越えたコラボパフォーマンスが行われ、野崎氏が描いた青い空と海の背景に牛氏が力強く梅の木を描き、日本の未来である地元の子供たちが、赤い絵の具を使ってたくさんの梅の花を咲かせました。2人と28名の子供たちのコラボパフォーマンスの風景は、言葉で伝える以上に主催者の思いを表し、二人の画家が共同で作成した美しいひとつの作品は、友好と平和の真の意味を会場の皆さんに伝えてくれました。

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